大学生のとき、介護をしつつも勉強をがんばり、成績優秀者として表彰された経験のある「はし」です。
大学の勉強をがんばっていたら、たまってくるのが「教科書」です。私も、全ての授業の教科書を購入していたら、とんでもない量になってしまいました。
では、ためってきた教科書は、処分をすべきでしょうか。
また、処分をする場合は、どのように処分をするのが良いのでしょうか。
「処分」=「捨てる」とお考えのかたもいらっしゃるかもしれませんが、「捨てる」こと以外にも処分の方法はあります。
どうせならば、教科書をお得に処分をしたいとは思いませんか。
大学時代、自分のデスクが教科書で山積みになっていた私が、教科書の処分の仕方を考えていきます。
この記事を見てわかること
- 教科書はいつ処分するのがよいか
- 教科書を処分するときに判断基準
- 教科書をお得に処分する方法
いますぐ、処分方法について知りたい方はこちらからどうぞ!
\ 大学教科書は「専門書アカデミー」で売れます /
後述しますが、大学の教科書は、専門書の買取を専門に行っている「専門書アカデミー」で売ることができます。専門書に特化した業者だからこそ、高額買取が実現します。
たまっていく教科書・・・
大学の授業は、例外もありますが、原則、15回受講して、学期ごとに変更となります。すなわち、同じ学年であっても、春学期(前期)と秋学期(後期)では別の授業を受講することになります。
それ故に、学期が変わるたびに、当然ながら、新たな教科書を購入する必要があります。
大学の全ての授業で教科書を購入する必要はないのですが、仮に4年制大学で、毎学期10冊の教科書を購入していたら、4年間で80冊の教科書がたまってくることになります。
さらに、授業の参考文献、研究のための文献なども購入するとなると、場所をとることになってしまいます…。
大きな本棚が設置されている書斎があれば問題はないのですが、多くの大学生にとっては、そうしたスペースはないでしょう。
それ故、大学の教科書を、処分するという選択をとることも必要になる場合があります。
大学の教科書を処分するタイミング
では、たまってきた大学の教科書は、いつ、処分をすべきでしょうか。
ここでは、大きく4つのタイミングをお示しします。
セメスター終了後すぐ
まず、セメスター終了後、すなわち、15回の授業終了後すぐに処分をすることです。
なんとなく、教科書をためていってしまうと、手に追いきれなくなることもあるので、処分の決断を早めにするのは、悪いことではありません。
今後、全く使うことのない教科書については、全ての授業が終わったら処分をしてしまうということもOKでしょう。
ただし、今後、当該授業に関連する授業や応用授業を履修する場合は、処分をしないようにしましょう。
例えば、語学や教養科目の教科書など、自分の専攻科目とはあまり関連がない教科書については、セメスター(全授業)終了後、処分をしてもよいでしょう。
進級時
進級時に処分をするということも考えられます。
学年があがるときに、必要のない教科書を整理して、処分をするという方法になります。
進級すると、より専門的な学問を修めることになります。そのため、持っている基礎科目の教科書が、全くの別分野となってしまう場合もあります。
進級時、当該教科書がいらないと思ったら、処分をするようにしましょう。
例えば、1年生のときは、当該分野についての基本的な事柄を広く学び、2年生のときから専門分野にわかれていくことがあります。そのため、進級時、必要のない教科書が発生する場合があることでしょう。そうした教科書は処分しましょう。
大学卒業時
大学を卒業するということは、学問の世界から離れるということになります。
それ故、大学の教科書を処分する、大きなタイミングの一つです。
今後、社会人として生きていくにあたり、必要がないと思われる教科書については処分してもよいでしょう。
ただし、大学院へと進学される方は、しっかりと品定めをして、教科書の処分を行う必要があります。
基本的に、大学を卒業したら、教科書は処分するということで問題ないでしょう。特に、勉強嫌いの方はなおさらです。
社会人になってから
教科書に愛着があるので、大学卒業後も、教科書を捨てられないという方もいらっしゃるでしょう。
しかし、中には、大学時代の教科書を長い間、開いていないものもあると思います。そうした教科書は、処分の対象です。
大学教科書を置いていたスペースに、新たな、書籍を入れることもできますので、おすすめです。実際に、私も、社会人になってから、大学の教科書を処分したことがあります。
2年~3年、多くても5年以上、大学時代の教科書を開くことがなければ、処分することを検討してもよいでしょう。
たまった教科書は処分すべきか
では、教科書を処分するかどうかの判断基準は、どうあるべきでしょうか。私は、以下の判断基準で、処分をするか決めています。
ズバリ、
今後、教科書を開くことがあるのか
詳しく見ていきます。
【判断基準】今後、教科書を開くことがあるのか
「今後、教科書を開くことがあるのか」ということが、教科書を捨てるか否かの判断基準となります。
問. 今後、教科書を開くことがあるのか
【開く可能性がある】教科書を開く可能性があれば、教科書は取っておきましょう【保存】
【開く可能性がない】教科書を開く可能性がなければ、教科書は処分しましょう【処分】
例えば、基礎科目の教科書の場合、今後、応用科目を勉強するときに必要になることは、少なからずあるでしょう。
一方で、基礎科目の教科書でも、自分の専攻と関係のない分野の教科書であれば、今後、教科書を開く可能性は低いでしょう。
また、社会人になった場合も同様です。今後の人生で、参考にする可能性がある教科書がある場合は、とっておくようにしましょう。
教科書を処分する5つの方法
教科書を処分することを決めると、今度は、どのように処分をするかということが問題になってきます。
教科書を燃やせるごみなどで捨てるということもできますが、せっかくならば、お得に教科書を処分したいものです。
お得に教科書を処分できる方法も含めて、ここでは、教科書を処分する5つの方法をお示しします。
詳しく見ていきます。
専門業者に売る
まずは、専門業者に売るという方法があります。実は、教科書の買取専門業者が存在します。
それが、「専門書アカデミー」です。専門書アカデミーは、大学の教科書や専門書、医学書等の買取に特化した業者となります。
それ故、他の古本等買取業者よりも、高い価格でいらない教科書を売ることができることが多いです。
また、ネットでの買取(段ボールに教科書を入れて、着払いで送付)となりますので、店舗に持ち込む必要はありません。さらに、5冊以上の教科書を送付すると、送料無料になるというお得なサービスもあります。
教科書を捨てるくらいならば、「専門書アカデミー」にいらない教科書を買い取ってもらい、お金にした方が、だんぜんお得です。
専門書アカデミー以外の専門業者も存在します。
専門書アカデミーよりやや規模は小さい業者ですが、古書大黒堂も、学術・専門書に特化した業者です。こちらの利用も検討してみてください。
関連記事「大学の教科書や専門書は「古書大黒堂」で高価買取をしてくれます」(内部リンク)
メルカリなどに出品
少し手間はかかりますが、メルカリなどに出品するという方法もあります。
私自身は、メルカリに出品したことはありませんが、メルカリに出品された大学教科書を購入した経験はあります。
実際に、メルカリで、大学教科書について検索をすると、結構、ヒットしますしますし、一定の需要がある場合もございます。
メルカリに、大学の教科書を出品して、当該教科書が必要な人に売ると、これもまた、お金になりますので、お得です。
少し面倒ですが、買取業者に引き取ってもらうよりも、高価格で売れる場合があります。
後輩などに譲る
後輩など、身近な人に、いらない教科書を譲るという方法もあります。
後輩が、自分が受けた授業を受講をすることもあるかと思います。
そうしたときに、後輩に教科書を譲ると、自身にとっても教科書を処分することができますし、後輩にとっても高価な教科書を購入する必要がなくなります。
それ故、一石二鳥です。
大学の教科書は、専門書であるため、高価です。それ故、後輩などに譲ると喜ばれます。
寄付をする
大学生から教科書の寄付を募って、再販売して、得られた利益を、途上国の子どもたちの教育支援に充てている団体があります。
その団体とは、「STUDY FOR TWO」です。しかも、「STUDY FOR TWO」は、学生が運営している団体です。
理念に共感したという方は、いらなくなった大学教科書を寄付しましょう。
捨てる(リサイクルに出す)
最後に、最終手段。それは、捨てることです。
買取に出すことが面倒、後輩に譲ることも面倒、寄付をすることも面倒だという方は、捨ててしまいましょう。
ただ、教科書は、立派な資源ですので、せめて、古紙回収業者などに受け取ってもらい、リサイクルにつなげたいものです。
まとめ
大学の教科書は、いわゆる、専門書で、一般的な書籍よりも高価です。そのため、処分しづらいと思われるかもしれません。しかし、ずっと使わずに放置をしていても、邪魔になるだけです。
今後、家にある大学の教科書を開く予定がない場合は、以下の方法で、処分をするとすっきりとするかと思います。
そして、ぜひ、単に捨てるのではなく、どうせならば、お得に処分をするようにしましょう。