大学生になると、一人暮らしを始めるという方も少なくありません。
一人暮らしをすることになると、様々な心配が生じてくると思いますが、その1つが、下宿先にテレビを置くかどうかでしょう。
大学生を含めた若者は、テレビの視聴時間が短い傾向にあります。テレビ放送を視聴しないにもかかわらず、テレビを購入するのももったいないような気もします。
一方で、現在も、テレビを持っていない大学生は意外にも少数派で、多くの大学生はテレビを持っているという調査もあります。
そこで・・・
一人暮らしの大学生は、テレビが必要?不要?
という疑問にお答えいたします。
なお、テレビを買ううえで、気がかりなのが、やはり、NHKの受信料についてでしょう。NHK受信料の学生免除についても簡単に触れます。
テレビを持っていないのは意外にも少数派?
まず、どれくらいの大学生がテレビを持っているのかについてですが、各種調査を確認したところ、意外な結果でした。
各種調査によりますと、何と、7割~8割の大学生はテレビを持っているということでした。
若者のテレビ離れということが指摘されて久しいので、この結果を見て、意外だと思われる方も少なくないでしょう。
ただし、テレビの視聴時間という点に注目すると、やはり、若い年代ほど少ないという傾向があります。
テレビは持っているが、あまり見ないという大学生が多いということになります。
ちなみに、私の場合は、大学生のとき、母親の介護をしていたこともあり、そもそも、テレビを見たり、娯楽を楽しんだりする時間は一切ありませんでした。
そのため、テレビは滅多に見ることはありませんでした。そんな大学生も少数ながら存在します(若者ケアラーなどといわれます)。
テレビは不要!
ここからは、一人暮らしの大学生にとって、テレビは必要かどうか述べていきます。
結論から申しますと、大学生にとってテレビは不要です。
テレビを持っている大学生は一定数存在するが、テレビを視聴する時間が少なければ、テレビを購入するメリットはありません。
大きな画面でテレビ放送以外の映像を見たいという方は、パソコンで見るといった対応をとれば十分に満足できるでしょう。
なぜ、一人暮らしの大学生にとってテレビはいらないのかという点については、大きく5つの理由があります。
それぞれ、詳しく見ていきます。
理由①動画配信サービスで十分
テレビ放送の特徴といえば、やはり、面白いバラエティー番組やドラマ番組でしょう。
しかしながら、今や、そうしたコンテンツはテレビ以外でも十分に楽しむことができます。
例えば、YouTube。YouTubeを見ると、バラエティー系の面白いチャンネルは本当に多数あります。
また、少しニッチな分野のチャンネルもあるので、自分の好みに合わせて動画を視聴できます。
私は、どちらかというと、YouTubeに動画投稿をして、小遣い稼ぎをしているような身ですが、興味深いYouTubeチャンネルが多数あり、研究も兼ねていつも見入ってしまいます。
一方で、YouTubeでは、ドラマ番組はあまり見られないことがデメリットです。
ただ、そうしたドラマ番組を含めて、良質な映像作品については、テレビを見なくても、以下のような有料の動画配信サービスで十分に楽しめます。
動画配信サービスの映像作品については、テレビを買わなくても、スマホやタブレット端末、パソコンで視聴可能です。
テレビ番組と同様、良質な映像作品ですので、テレビ番組の代用に十分になり得ます。ぜひ、こうした動画配信サービスもご活用ください。
関連記事「【大学生おすすめ】学割のある定額制動画配信サービスを紹介!」(内部リンク)
理由②ニュースや気象情報もネットや新聞で十分
バラエティー番組やドラマ番組は、動画配信サービスで見られるということを申しましたが、ニュースや気象情報はどうでしょうか。
当然ながら、ニュースや気象情報についてもインターネットで見ることができます。そのため、あえて、テレビで、ニュースや気象情報を見る必要はないでしょう。
なお、ニュースの収集を、インターネットだけに頼ってしまいますと、どうしても、自分の興味のあるニュースしか見ないようになってしまいます。
そうしたことは、できる限り避けたいものです。そのためにも、(可能であれば複数の)新聞を読むことをおすすめいたします。
伝統的なメディアの中でも、テレビはさておき、新聞は読む価値があります。ぜひ、大学図書館などで手に取ってみてください。
参考記事「大学生は新聞を読むべき?読まないのもOK?【就活対策にもおすすめ】」(内部リンク)
理由③テレビを購入する費用がかかる
テレビを購入する際、当然ながら、費用がかかってきます。
32インチ程度のモデルであれば、3万円程度の費用がかかってきます。とりわけ、大学生でしたら、3万円という費用を準備するのは難しいという方もいらっしゃるでしょう。
高額な費用がかかるくらいならば、あえて、テレビを購入する必要はないでしょう。
理由④場所をとる
テレビを設置する場所に困る方がいらっしゃるかもしれません。
下宿先の間取りによりますが、家が狭ければ、テレビを置く場所さえ、確保できない方もいらっしゃるでしょう。
テレビを置く場所が無いのにもかかわらず、テレビを購入することはやめておきましょう。
\ テレビ(家電)のレンタルサービスがあります /
「かして!どっとこむ」では、家電のレンタルサービスを実施しています。どれくらい場所をとるかわからないので、試しにテレビを使ってみたいという方は、このサービスを使ってみてください。
理由⑤テレビを見る時間がない
前述した通り、テレビは持っているが、それほど、テレビを見る時間がないという大学生は少なくありません。
インターネットのコンテンツに依存しているからテレビを見ないという人は少なからずいらっしゃるでしょう。
加えて、勉学・研究や就活、アルバイトに勤しんでいる大学生は、そもそも、テレビを見る時間はほとんどないでしょう。
テレビを見ないのに、テレビを持っていることは、宝の持ち腐れであり、率直に言って、無駄です。
忙しい大学生活を送る予定がある場合は、テレビを買う必要はないでしょう。
テレビがないことのデメリットはある?
テレビを買わないことのデメリットについて、思いつくところを箇条書きで記してみました。
これに対して、考えられる対処法についても、以下の通り記してみましたので、参考にしてください。
室内が無音で寂しく感じる
有人が来たとき、会話が滞っていると気まずい
→確かに、室内が無音であることが嫌なため、テレビをずっとつけているという人はいます。しかし、そうであれば、テレビではなく、動画配信サービスやラジオ等でも十分に代用可能でしょう。
芸能界に疎くなる
→これは、正直言って、仕方がないかもしれません。私も、仕方がないと割り切っていました。芸能界に疎くなることが心配であれば、芸能関係のニュースを確認するようにしておきましょう。
大画面でゲームをできなくなる
→テレビゲームをよくするという方は、テレビがないと楽しめないかもしれません。テレビをどうしても買いたくない場合は、ゲーミングモニター等を購入する必要が出てくるかもしれません。
NHKのコンテンツに触れられなくなる
→NHKのテレビは見られなくなりますが、NHKラジオやNHK NEWS WEBについては、受信料を支払わなくても利用可能です。大河ドラマなどを見たいという方は、NHKオンデマンドをご利用ください。
NHK受信料について
テレビとNHKの受信料は切っても切り離せません。といいますのも、NHKの受信料は、NHKの放送が受信可能な受信機を持っていれば、必ず、支払わないといけないからです。
一般的なテレビで、NHKの放送だけ受信不可能なものはありません。
そのため、テレビを購入するとなると、原則、NHKと受信契約をして、NHKに受信料を支払う必要があるのです。
ただし、学生免除の制度もあります。以下の要件に該当する方は、受信料が全額免除されます。
- 年間収入が一定額(130万円)以下の学生
- 国民年金保険料の学生納付特例対象の学生
- 国民健康保険の修学特例対象の学生
- 奨学金受給対象の学生
- 授業料免除対象の学生
- 市町村民税非課税世帯の学生
- 公的扶助受給世帯の学生
※点線については、2023年10月より、新たに受信料免除の対象となりました。
学生免除を受けるには、NHKに手続きをする必要があります。
当サイトでは、受信料の学生免除について詳しく述べた記事もありますので、ぜひ、そちらもご確認ください。
【まとめ】テレビは必要ない
いかがでしたでしょうか。
今や、以下のような動画配信サービスが台頭してきていますので、テレビがなくても、十分に映像作品を楽しむことができるようになっています。
そのため、あえて、テレビを購入する必要はないでしょう。
ただし、とはいえ、現在においても、テレビを持っていない大学生は少数派です。意外にも多くの一人暮らしの大学生は、テレビを持っているのです。
下宿を初めて数ヶ月だけテレビのない生活を送ってみて、どうしても、そうした生活ができないという場合は、テレビを購入するということも選択肢の1つです。
それでは、今日はここまでです。