学校生活

一人暮らしの大学生がペットを飼うことはできる?おすすめのペットとは?

2024年9月11日

ペットを飼うことは可能か

幼少期から、ペットに癒しをもらって、生きてきたという学生は少なくないでしょう。

したがって、

大学生になって、一人暮らしをすることになっても、ペットを飼うことはできるのだろうか・・・?

という疑問をもっている人も少なくないでしょう。当記事では、こうした疑問を解決いたします。

大学生になって、下宿をすることになると、多くの場合、賃貸物件を探すこととなりますが、そうした賃貸物件でペットを飼うことは可能なのでしょうか。

先に結論を申しますと、全ての物件がペット可能ではありませんが、一部物件は、ペット可能となっています。

それ故、ペット可能の物件でしたら、ペットを飼うことが可能なのです。

しかし、大学生は、意外と忙しかったりもします。また、経済的な余裕がないのも、大学生の特徴です。さらに、ペット可能物件でも、細かい規則が定められている場合もあります。

そこで、当記事では、一人暮らしの大学生が、ペットを飼うことが可能なのか、改めて、考えていきたいと思います。

当サイト管理人は、親の介護をしていたこともあり実家暮らしでしたが、私の友人(同期の大学生)の中には、一人暮らしでペットを飼っている人が、複数人、いました。そうした人の経験談ももとに、述べていきます。

当記事を見てわかること

  • 一人暮らしの大学生がペットを飼うことは可能か
  • ペットを飼うメリットとデメリット
  • 一人暮らし大学生におすすめのペット

ペットを飼うことは可能?

女性の学生

まずは、改めて、一人暮らしの大学生がペットを飼うことは可能なのか、考えていきたいと思います。

結論から申しますと、一人暮らしの大学生がペットを飼うことは可能です。

一人暮らしは寂しいという大学生や、これまでペットから癒しをもらっていたという大学生は、ペットを飼ってみるのもいいかもしれません。

しかし、ペットを飼う場合は、責任と覚悟が必要となります。そのため、下記のような障壁を乗り越えることができるのかは、検討をせねばなりません。

  • ペットの世話には時間を要するが、大学生は暇そうに見えて、意外と忙しい
  • ペットを飼うには一定に費用が必要となるが、大学生は、経済的な余裕がない

こうした点は、後で述べることとして、先に、ペットを飼うメリットとデメリットを解説いたします。

※先に、おすすめのペットを知りたいという方は、こちらからどうぞ。

ペットを飼うメリット

ベッドで眠っているねこ

一人暮らしの大学生が、ペットを飼うメリットは、何でしょうか。ペットを飼うメリットは、大きく、下記2点です。

  • 寂しくない、癒される
  • 物事を継続できるようになる

それでは、詳しく見ていきます。

寂しくない、癒される

ペットを飼うメリット、第1に、「寂しくない」「癒される」ということです。

下宿をする多くの大学生は、人生で初めて、一人暮らしを始めるという人も少なくありません。

そのため、、、

初めての一人暮らしは、心配・不安だなあ。家に誰もいないから、寂しいなあー。

と思う人が、少なからずいらっしゃいます。

そうしたときに、ペットがいると、ペットがいないのとでは、安心感が全くもって異なります。ペットがいれば、寂しさを解消することができます

私の友人も、一人暮らしが寂しいから、ペットを飼っていたと話していました。実際に、寂しさを解消するために、ペットを飼うという大学生は、存在するということになります。

また、寂しくはないけれど・・・という大学生にとっても、メリットがあります。

それは、ペットが癒しになるということです。

ペットに癒し効果があることは、科学的にも実証されています。アニマルセラピーといって、動物を使ったセラピー手法もあるくらいです。

大学生になって、一人暮らしをすると、様々な、苦難もあるかもしれません(個人差有)。

そうしたときに、癒しの存在であるペットが家にいると、より、充実した大学生活を送ることができるようになります。

物事を継続できるようになる

ペットを飼うメリット、第2は、「物事を継続できるようになる」ということです。

ペットを飼うと、当然ながら、世話をせねばなりません。

例えば、毎日、決められた時間に、、、

  • 散歩に行かねばならない
  • 餌を与えなければならない

などなど、一定間隔で、様々な世話をしなければなりません

ペットも動物ですから、例えば、3日も4日も、食べ物や飲み物がなかったら、生きていくことができません。

そうしたことにならないように、人間と同じように、一定の間隔で、食べ物や飲み物を与える必要があります。

しかも、これを、毎日、継続する必要があります

したがって、物事を継続するのが苦手という人も、ペットがいれば、必然的に、ペットの世話を継続するということとなります

1つのことを継続できるようであれば、その他のことも継続できる証左です。ペットの世話を通じて、物事を継続する力を身に着けられます。

ペットを飼うことによって、物後を継続する自信がつくことが期待できます。

ペットを飼うデメリット

モルモット

続いて、一人暮らしの大学生がペットを飼うデメリットについてです。

大学生であるからこそのデメリットがあります。デメリットは、下記の2点です。

  • お金がかかる
  • 自由時間が減る

こちらも詳しく見ていきましょう。

お金がかかる

ペットを飼うデメリット、第1は、「お金がかかる」ということです。

ペットショップで、動物を購入する費用はもちろん、ゲージや遊び道具の費用などが、初期費用としてかかってきます。

また、餌代や光熱費などもかかってきますので、動物を飼育するときの費用も考慮する必要があります。

必要は費用は、ペットとする動物によって大きく異なります。

ペットを飼うには、それなりの費用がかかってきますが、大学生は、経済的に余裕がない人が多いです。

経済的に余裕がないために、大学生はアルバイトをしますが、ペットを飼っていたら、アルバイトの時間にも制約が出てくる可能性もあります。

ペットを飼えるだけのお金があるのか、しっかりと精査をして後に、ペットを購入することを強くおすすめします

自由時間が減る

ペットを飼うデメリット、第2は、「自由時間が減る」ということです。

ペットを飼うということは、当然ながら、ペットの世話をしなければいけないことを意味します。

そのため、ペットの世話の時間も割かなければならないわけです。

確かに、大学生は、忙しくなくて、暇な存在だから、ペットの世話の時間くらい、十分に捻出できるだろうと思われる方もいるでしょう。

実際、大学に通うだけであれば、それほど、忙しくはありません。

しかしながら、

  • 難しい課題やレポートを提出せねばならない
  • アルバイトをしてお金を稼がなければならない
  • サークル活動や部活動に参加をせねばならない
  • 友達との飲み会に参加をせねばならない
  • プライベートを充実させなければならない

などなど、意外と忙しい大学生活を送っている人は少なくありません。

そうした中で、ペットを飼うとなると、自由時間が減ってしまいます

忙しい大学生活を送ろうと思っている人は、ペットを飼うかどうか、検討の余地があるでしょう

ただし、ペットの種類によっては、最低限の世話で済む場合があります。そこで、ここからは、おすすめのペットについて述べていきます。

おすすめのペット3選

それでは、ここからは、一人暮らしの大学生におすすめのペットを、下記の通り、3種類、述べていきます。

  • ハムスター
  • ハリネズミ
  • 熱帯魚やメダカなどの魚類

次の基準をもと、3種類のペットを選びました。

  1. 賃貸物件で飼うことを考慮して、動物が床や壁などを傷つけるリスクが小さいこと。
  2. 賃貸マンション・アパートで飼うことを考慮して、鳴き声が小さく、近所迷惑にならないこと。
  3. 経済的に余裕がないことを考慮して、比較的、飼育にかかる費用が少ないこと。

ハムスター

手のひらにのるハムスター

ハムスターは、乾燥地帯に住むネズミの仲間です。

ほとんど鳴くことがなくておとなしく、また、臭いもあまりないので、貸マンション・アパートでも容易に飼育をすることができます。

一方で、夜行性ですので、音に敏感な方は、眠れないということもあるかもしれません。

また、暑さや寒さに弱いですので、外出時は、エアコンをつけっぱなしにするなど、温度管理に注意が必要です。

私の友人(下宿生)が飼っていたのも、ハムスターでした。ハムスターは、飼育が、比較的、簡単ですので、多くの大学生におすすめできるペットです。

ハリネズミ

ハリネズミ

ハリネズミは、背がトゲトゲの毛におおわれている動物です。

ほとんど鳴くことがなくておとなしく、また、臭いもあまりないので、ハムスター同様、賃貸マンション・アパートでも容易に飼育をすることができます。

一方で、ハリネズミも夜行性であることや暑さ寒さに弱いことが特徴です。

さらに、臆病な動物でもありますので、人間になつかせるのが、少し大変です(なつかない場合もあります)。

必要な費用は、ハムスターよりも少しお高めです。

熱帯魚やメダカなどの魚類

熱帯魚

哺乳類ではなく、熱帯魚やメダカや金魚といった、ペットとして販売されている魚類でしたら、飼育がさらに楽になります。

費用も、ハムスターやハリネズミといった哺乳類と比べても、かなり安く抑えられます。場所もほとんどとりません。

一方で、熱帯魚やメダカや金魚といった魚類とは、コミュニケーションをとることはできませんし、触ることもできません。

そのため、癒し効果を得ることが難しい可能性もあります。

ペットの代表格、犬や猫はおすすめできない

犬

一方で、一人暮らしの大学生は、ペットの代表格である犬や猫を飼うことは、あまりおすすめしません

といいますのも、ハムスターやハリネズミとは異なり、犬や猫の場合は、飼育に多くの時間を費やさないといけませんし、手間もかかってきます。

また、とりわけ、犬の場合は、定期的に、散歩に連れ出す必要もあります。

忙しい大学生やお金のない大学生にとって、犬や猫の飼育は難しいですので、やめた方がよいでしょう。

ペットを飼うときの注意点

ペットのエサ入れ

最後に、ペットを飼うときの注意点を、下記の通り、述べて終わります。

ペットを飼おうと思っている方は、注意点もしっかりと読んで、判断してください。

  • ペット不可の物件では飼えない
  • 忙しくても世話をせねばならない
  • 責任をもって飼う必要がある

詳しく見ていきます。

ペット不可の物件では飼えない

ペット不可の物件では、ペットを飼うことはできません

そのため、ペットを飼おうと考えている方は、ペット可能の物件を探しておく必要があります。

また、ペットの飼育が可能な物件でも、犬や猫は飼えないなど、細かいルールが存在する場合もあるので、大家さんにも確認をしておきましょう。

ペットが可能な物件でも、ペットが床や壁を傷つけてしまうことや、鳴き声により近隣住民に迷惑をかけることはNGです。飼うペットの選定や対策をしっかりと行うようにしましょう。

忙しくても世話をせねばならない

大学生活が多忙でも、ペットの世話はしっかりとしないといけません

大学1年生のときは忙しくなくても、学年があがるにつれて、勉強の難易度が上がったり、就活が始まったりして、大学生活が忙しくなる傾向があります。

また、ペットがいると、旅行に行くことも難しくなる可能性もあります。

ペットに癒しを求めることの前提条件は、適切な世話です。

忙しいことを理由に、ペットの世話がおざなりになることは、あってはならないことです。

寿命が短いといわれるハムスターも2年~3年は生きますし、それ以外の動物ならば、さらに寿命が長いです。

責任をもって飼う必要がある

上記2点と関連しますが、動物(ペット)には、人間と同様、命があることを自覚して、責任をもってペットを飼う必要があります

ペットを飼うと、お金もかかりますし、自由時間も減ります。

それでも、しっかりと世話をすることができるのか、自問自答をして、問題がないようであれば、ペットを飼ってOKです。

ペットも命のある動物です。軽い気持ちで飼うことがないようにしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ペットは、人々を癒してくれる存在となります。一人暮らしの大学生も、ペットを飼うと、癒し効果を享受することができるでしょう。

一方で、ペットを飼うことは、決して簡単なことではありません。お金がかかりますし、自由時間も減ります。物件選びもせねばなりません。

ペットを飼う場合は、責任と覚悟をもつようにしましょう。

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