大学生になって、まず、購入を検討するのが、パソコンです。
大学生を対象とした複数の調査を見ますと、どの調査も、概ね8割の大学生がパソコンを持っていると回答しています。
それ故に、
自分のパソコンを購入しないと、大学の授業を受講することができないのかな・・・。購入を検討しようかな・・・。
と思われる大学生もいらっしゃるでしょう。
しかし、必ずしも、自分のパソコンを購入する必要はありません。
大学生成績優秀者として表彰されるほど勉強熱心だった私は、自分のパソコンを持っていませんでしたが、何とかなりました。
ただし、パソコンがいらないというわけではありません。授業で出された課題は、パソコンがないと、行うのが難しいです。
ここで言っていることは、あくまで、自分のパソコンを購入する必要はないということです。一体、どういうことなのか。解説をします。
それでは、詳しく見ていきましょう。
大学においてパソコンは必要?
最初に、大学の勉強で、パソコンが必要なのか述べていきます。
結論から申しますと、
大学の授業では自分のパソコンは必要ないが、課題(宿題)をするためにはパソコンが必要になってきます。
詳しく見ていきましょう。
授業では自分のパソコンはなくても大丈夫
まず、大学の授業では、自分専用のパソコンは不要です。
むしろ、大学の授業においては、パソコンを開かず、手書きでノートをつくったり、メモを取ったりした方が、理解が深まります。
時々、パソコンを開きながら授業を聞いている学生がいますが、授業と関係のないことをしている可能性も否定できないため、教員からするとあまり印象はよろしくないです。
一方で、統計の授業など、専門のソフトウェアを利用する授業もありますが、そうした授業ではパソコンルームで行うことが原則となっています。
また、ゼミや研究室で発表をする場合についても、予め、パソコンが用意されている場合がほとんどです。
そのため、大学の授業で、自分専用のパソコンを使うことはありませんので、ご安心ください。
課題をするのにパソコンが必要
一方で、大学の多くの授業では、課題(宿題)が出されることがあります。その課題の多くは、レポートの作成です。
ひと昔前までは、レポートの作成は、手書きで行っていましたが、現在は、手書きで行うことはほとんどありません。
では、どのようにしてレポートを作成するのか。その答えは、Wordを使ってレポートを作成するということになります。
そのため、大学の課題(レポート作成)をするためには、パソコンが必要となってきます。
Word以外にも、ExcelやPowerPointを使用する課題もあります。大学の授業の課題をするために、パソコンは不可欠です。
併せて、Word・Excel・PowerPointについては、最低限、使えるようになっておくことが望ましいです(PowerPointも、プレゼン作成のために、利用頻度は高いです。)。
「スマホで十分」という意見には反対
もしかしたら、「スマートフォンの機能で十分だから、パソコンは不要だろう」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、Word・Excel・PowerPointともに、スマホアプリもリリースされているので、パソコンは不要だと思われることも理解はできます。
また、スマホ1つで、メールの送受信もできますし、論文などのPDF素材も開くことができます。
しかし、「スマホで十分」という意見には反対です。
なぜなら、スマホだけでは明らかに非効率だからです。
例えば、
- 画面が小さいため、アップをする必要がある
- スマホ入力は、パソコンのタイピングよりも、相対的に時間がかかる
- スマホの機能は、パソコンの機能と比べても、制限がある
など、スマホ操作は、どうしても多くの時間を要してしまうことになります。時間の無駄が多くなってしまいます。
また、
- 専門的なソフトを利用したりプログラミングの演習をしたりするときは、パソコンがなければどうにもならない
ということもあります。
スマホがパソコンの代用にはなりませんので、十分にご注意ください。
例えば、私の経験を申しますと、統計の授業の課題で、専門的な統計ソフトを使う必要があったのですが、スマホでは使うことができないソフトでした。
大学の勉強は、高校までの勉強とは異なり、専門性の高い事柄を扱うので、スマホだけではどうしても限界が生じてしまいます。
「文系はいらない」も誤り
文系の大学生は、パソコンが無くても、問題ないだろう!!
こんな声が、時々、聞こえてきますが、これは誤りです。
確かに、文系の大学生は、Word・Excel・PowerPoint以外の専門的なソフトを使う機会は、理系と比べて少ないといえるでしょう。
しかしながら、繰り返しになりますが、Word・Excel・PowerPointは、それなりの頻度で使うことになります。
文系だから、パソコンは不要であるわけでは決してありませんので、ご注意ください。
ただし、文系の学生のパソコンのスペックは、理系の学生よりも、低くて問題ないでしょう。
パソコンを買わなくてもよい場合
大学の授業の課題をするために、パソコンが必要だということを申しました。
が、それは、パソコンを購入する必要があることを意味しているわけではありません。パソコンが必要でも、必ずしも、自分専用のパソコンを購入する必要はないのです。
以下、自分専用のパソコンを購入しなくてもよい条件を、2つ示します。
- 実家通いで、自宅にパソコンがある
- 大学にパソコンルームがある
片方ないし両方の条件を満たしている方は、自分専用のパソコンを購入しなくてもやっていけると思います(両方の条件を満たしているほうが望ましい)。
ちなみに、私は、実家通いで自宅にPCがあり、かつ、大学にパソコンルームがありました。そのため、自分専用のパソコンを購入しなくても何とかなりました。
①実家通いで、自宅にパソコンがある
実家通いで、自宅に、自身が使うことのできるパソコンがあるという方は、パソコンを購入しなくてもよいかもしれません。
私も、大学は実家通いで、自宅に1台、家族共用のデスクトップパソコンがありました。
ただし、家族構成員の誰かがパソコンを使うことはもちろんありますので、譲り合いで使うことになります。
自宅のパソコンを使って、大学の課題をこなそうかと思っている方は、家族の皆様とよく相談しましょう。
②大学にパソコンルームがある
学内に、大学構成員ならばだれでも利用できるパソコンルームがあるならば、パソコンを購入しなくてもよいかもしれません。
私の大学には、パソコンルームがありましたので、大学にいるときは、いつでもパソコンを使うことができました。
また、学内施設での利用に限り、パソコンを貸してくれる大学もあるかもしれません。こうした大学に通うという方も、同様、パソコンを買わなくてもよいかもしれません。
しかし、数に限りがあるので、場合によっては、こちらも、譲り合いでの利用になるかもしれません。
大学に入学する前、大学にパソコンルームがあるか、しっかりと下調べをしておくようにしましょう。
ただし、少し不便…
これまで、大学生でも自分専用のパソコンを買わなくても大丈夫かもしれないということを述べてきました。
ただ、自分専用のパソコンを持っていないことは、やはり、少し不便です。
パソコンをどうしても使いたいときに、使うことができないこともあります。
例えば、レポート課題の締め切りが迫っていて、急がねばならない時にパソコンを使えないという事態が発生するかもしれません。
そんなときに、自分専用のパソコンがあったら、すぐに起動させて、課題に取り組めるので、やはり、便利だと思います。
レポートを締め切り間近まで残しておくこと自体が間違いだと、私は思っていますが・・・。
便利さを追求するならば、自分専用のパソコンを持っていたほうが良いと思います。
\ パソコンの購入は学割のあるLenovoがお得 /
国内のPCシェア率第1位は「Lenovo(レノボ)グループ」!レノボのパソコンは、とにかく頑丈で、機能性も抜群。レノボオンラインショップでは、学割がありますので、学生はかなりお得にレノボのパソコンを購入できます。
まとめ
大学の授業においては、自分専用のパソコンは不要ですが、課題をするときな自分専用のパソコンは必要となってきます。
ただし、
- 実家通いで、自宅にパソコンがある
- 大学にパソコンルームがある
場合は、自分専用のパソコンを買わなくても、何とかなります。
パソコンを購入するには、それなりの費用がかかってきます。
お金に困っている大学生は少なくないですから、パソコンを買わない選択肢もあるということも頭の片隅に入れていただければと思います。
一方で、自分専用のパソコンがなければ、不便に感じることもあります。不便だと思ったら、パソコンを購入するのがよいでしょう。
自分にあったスペックのパソコンがわかるようであれば、Amazonでの購入でもOKです。パソコンを購入するときは、スペックをしっかりと確認するようにしてください。