学校生活

大学への一般人の立ち入りは可能なのか?勝手に大学に立ち入るときの注意点

2024年10月2日

大学への立ち入り

家の近所にある大学がどんなところか気になるけれど、一般の人が大学に入ることは可能なの???

当記事では、こうした疑問にお答えいたします。

小学校・中学校・高校は、普通、一般人の立ち入りは禁止となっております。では、大学はどうなのでしょうか。

大学は、小学校・中学校・高校よりも自由なので、立ち入りも自由だと考えてもよいのでしょうか。

結論から申しますと、一般人の大学への立ち入りは可能としているところが多くなっています(注:大学により、対応は異なるので、詳細は各大学に確認してください)。

しかしながら、大学の全ての施設に立ち入ることができるかといえば、決してそうではありません。

こうした、一般人が大学に立ち入るにあたっての注意点もありますから、詳しく述べていきます。

大学は、近年、地域連携や地域貢献が求められるようになっています。そのため、「地域に開かれた大学づくり」をしているような大学もあります。

一般人の大学への立ち入りが認められていることは、ある種、「地域に開かれた大学づくり」の一環といえるでしょう。

この記事を見てわかること

  • 一般人の大学への立ち入りは可能なのか
  • 一般人が大学へ立ち入るときに注意点
  • 食堂や図書館などの利用は可能なのか
  • 「開かれた大学づくり」について

それでは、詳しく述べていきます。

一般人の大学への立ち入りは可能なのか

積まれた本

一般の人が大学へ立ち入ることは「可能」としているところが多くなっています。

例えば、

  • 家の近所の大学の様子が気になるから大学に行くこと
  • 進学予定の大学の雰囲気を知りたいから大学に入ること

などは、可能ということとなります。

一方で、

  • 大学で営業活動をするために立ち入る
  • 大学で遊ぶために立ち入る
  • 大学で学生を撮影するために立ち入る
  • 大学で野宿をするために立ち入る

など、常識的に考えて、不適切な目的で立ち入ることは、当然ながら、できません不法侵入に問われる可能性も十分に考えられます。

大学の駐車場や駐輪場を使う場合は、手続きが必要な場合がありますので、ご注意ください。

詳細は各大学へ確認をするべき

ただし、一般人が大学へ立ち入ることが可能かについては、一度、大学へ確かめることを強くおすすめします

確かに、多くの有名大学では、ホームページで、一般人の大学への立ち入りは可能だと記載されていました。そうした大学では、確認は不要でしょう。

しかし、一般人の大学への立ち入りが可能かどうか、ホームページに公表されていない大学も少なくありません。

とりわけ、小規模大学では、そうした傾向が顕著でした。大学ホームページに、一般人の大学への立ち入りについて記載がない場合は、大学に確認をするようにしましょう。

中には、一般人の大学への立ち入りを制限している大学もあります。そうした大学に立ち入ると、不法侵入となりますので、ご注意ください。

一般人が大学へ立ち入るときの注意点

卒業

一般人の大学への立ち入りが可能だとしても、守るべき注意点はいくつかありますので、解説をします。

まず、前述した通り、常識を逸脱するような目的で、大学に立ち入ることはできません不法侵入となります。

加えて、大学の講義棟や研究棟への立ち入りは、原則、できません

ただし、下記のようなことに当てはまる場合は、講義棟や研究棟への立ち入りが認められることがあります。

  • 大学の先生にゲストスピーカーとして講義をするように依頼された
  • 実験の被験者として、大学の研究室に招かれた
  • イベントなどで、大学施設が一般に公開されていた

大学関係者が、講義棟や研究棟への立ち入りを許可した場合は、一般人でも立ち入りがOKとなります。

では、これからは、具体的な事例を想定して、大学への立ち入りについて考えていきましょう。下記の事例を考えていきます。

  • 講義を受けることはできる?
  • 食堂やコンビニの利用はできる?
  • 図書館の利用はできる?

講義を受けることはできる?

まず、一般の人が、大学生向けに実施されている講義を受けることはできるかどうかについてです。

その答えは、当然ながら、受講をすることはできません。前述した通り、一般の人が、講義棟へ立ち入ることはできません。

なお、受講生を装って、大学の講義を受けることは、「もぐり」と言われています。

仮に、一般の人が「もぐり」を行っていることが発覚すると、不法侵入に問われると同時に、出禁の処分になることは免れないでしょう。絶対に行わないでください。

大学生といっしょに、大学の講義を受けたいならば、大学試験を合格して、大学に入学する必要があります。

大学の先生の講義を受けたいならば、市民向けに公開されている講座を受講するようにしましょう。近年の大学は、こうした公開講座にも力を入れているところが多くなっています。

食堂やコンビニの利用はできる?

次に、食堂やコンビニの利用についてです。

食堂やコンビニ、また、カフェやレストランについては、一般の人の利用も可能となっているところがほとんどです。

そのため、大学の学食が気になるという方は、一度、食堂に行ってみるのもよいかもしれません。

ちなみに、私は、中学校のときの地域学習の一環で、大学に行ったついでに、校区内にある大学の食堂で学食を食べたことがあります。問題にはなりませんでした。

ただし、大学生協が運営している食堂などで受けられる生協会員向けの割引などは、受けることができませんのでご注意ください。

大学図書館の利用はできる?

最後に、大学図書館についてです。

一般の人が大学図書館に入ることも、認められていることがほとんどです。

ただし、勝手に図書館に入ることはできません。図書館に入るには、手続きが必要となってきます。中には、事前申請が必要となる場合もあります。

詳しくは、各大学図書館のホームページをご確認いただくか、各大学図書館へご連絡いただきますようお願いいたします。

「開かれた大学づくり」

海外の大学

大学は、近年、地域連携や地域貢献がますます求められるようになってきました。

そのため、地域に開かれた大学づくりを実践している大学は少なくありません。

例えば、

  • 市民向けの公開授業を多く実施する
  • 市民も利用可能な図書館はもちろん、その他、博物館やスポーツ施設などを設置する
  • 災害対策として、市民に配布することを前提とした物資を備蓄する
  • 産官学の連携を強化する
  • 所属している大学生に地域でのボランティア活動を促す

などの取り組みがあります。大学の知見や資源を地域に還元することが求められるようになっているのです。

一般人の大学への立ち入りを認めるということは、一見、地域連携や地域貢献とは異とするものに感じられます。

しかし、「開かれた大学づくり」の取り組みの一つとも捉えることができます。


一般の人が大学へ立ち入る場合は、講義棟や研究棟へは立ち入らないなど、注意点をしっかりと把握をしておいてください。

そもそも、大学への立ち入りができないというところもあります。不法侵入にならないように、そもそも、大学への立ち入りが可能かどうかの確認もしっかりとするようにしてください。

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