大学生になると、一気に自由度が増し、「大人らしさ」を意識する場面が増えてきます。

その中で一定数見られるのが「タバコを吸う」という行動でしょう。
一見すると、喫煙は、大人びた印象や落ち着いた雰囲気を演出していて、かっこいいと思えるかもしれません。
しかし現代の価値観においては、そのイメージは大きく変化しています。
大学生の喫煙は、かっこいいというよりも、むしろダサいと感じられることが多く、周囲からの評価も決して高いものではありません。
健康意識や社会的マナーが重視される今の時代では、その傾向はより顕著になっているといえます。
この記事では、大学生の喫煙・タバコ事情について、解説していきます。
大学生の喫煙はかっこいい or ダサい?

まず大前提として、現代の大学生における喫煙のイメージは、以前と比べて大きく変化しているといえます。
かつては、
- 大人っぽい!
- 渋い!!
- 余裕がある!!!
- かっこいい!!!!
といったポジティブな印象を持たれることもありました。
しかし、現在では、社会全体の価値観の変化や健康意識の高まりにより、その見方は大きく変わっています。
実際には、次のような評価を受けることが多くなっています。
- 健康意識が低い
- 自己管理ができていない
- 時代遅れな価値観
- 金銭感覚が乏しい
- ダサい
特に同世代の中では、非喫煙者が多数派になっていることもあり、喫煙そのものが少数派の行動として浮いてしまうケースも少なくありません。
各種データによりますと、大学生の喫煙率は1割程度です。すなわち、大学生の9割はタバコを吸っていないという計算となります。
また、厳しいことばかりを申し上げて大変恐縮ですが、大学という環境は、単に自由なだけでなく、知識や教養、合理的な判断力が求められる場です。
その中で、健康リスクや経済的負担が増す喫煙という行為をあえて選ぶことは、「自己管理が甘い」「長期的な視点が弱い」と受け取られやすく、結果としてネガティブな評価につながりやすいといえます。
なぜ「ダサい」と思われるのか

では、なぜ、大学生の喫煙・タバコはダサいと思われがちなのでしょうか。
その理由を簡単ではありますが、見ていきましょう。
健康リスクが明らか
現代では、下記のように、喫煙の健康リスクは誰もが知っている常識です。
- 肺がんや心疾患のリスク増加
- 持久力の低下
- 肌荒れや老化の促進
大学生というこれから未来を築いていくという時期に、自分の体を傷つける行為は、どうしてもマイナス評価につながります。
金銭感覚の問題
タバコは決して安いものではありません。
タバコは、1箱で、500円~600円ほどかかります。
仮に、1日1箱吸う場合、月に約15,000円以上の出費になります。年間では約18万円以上です。
大学生は基本的に収入が限られているため、学費、生活費などに使うべきお金をタバコに使っていると、「お金の使い方が下手」という印象を持たれやすくなります。
時代遅れの価値観と思われる
一昔前は「タバコ=大人らしい」「タバコ=かっこいい」というイメージがありました。
しかし現在は、健康志向の高まりや禁煙の推進などの影響により、その価値観は大きく変化しています。
残念ながら、むしろ「まだそんな古い価値観で動いているの?」と思われることが多く、これが「ダサい」という評価につながっています。

これからタバコを吸おうとしている大学生の皆さん、その判断は誤りです。やめておきましょう。
なぜ?大学生が喫煙を始めるきっかけ

では、なぜ大学生はダサいとされる喫煙を始めてしまうのでしょうか。
その理由を見ていきます。
先輩・友人の影響
最も多いのが、周囲の人間関係による影響です。
サークルの先輩が吸っていたり、飲み会の場で勧められたりといった流れの中で、「1本だけなら」と軽い気持ちで手を出してしまうケースは少なくありません。
大学生活は人とのつながりが広がる時期でもあるため、こうした場面に遭遇する機会も自然と増えます。
ただし、このような場のノリで始める行動は、自分の意思で選んだというより流されている印象が強く、結果的に「主体性がない」と見られてしまうことがあるので、要注意です。
関連記事「大学生ノリが苦手、嫌い、気持ち悪い!大学生ノリについていけないときはどうする?」(内部リンク)

大学生ノリで喫煙を始める・・・こうした点がダサいといわれる所以です。
大人ぶりたいという心理
大学生になると、子ども扱いされたくない、大人として見られたいという気持ちが強くなります。
その延長線上で、「タバコ=大人」という昔ながらのイメージに影響され、喫煙を始める人もいます。
しかし、繰り返しになりますが、現在では、そのイメージ自体が時代遅れになりつつあります。
むしろ、健康意識や自己管理能力の方が重視されるため、結果として大人っぽく見えるどころか、逆に幼さや浅さが目立ってしまうケースも少なくないでしょう。
ストレス解消
大学生活では、レポートや試験、就職活動、人間関係など、さまざまなストレスに直面します。
その中で「気分転換」や「リラックスできる手段」としてタバコに手を出す人もいます。
ただし、ニコチンには依存性があるため、一時的に落ち着いたように感じても、実際には禁断症状によるストレスが増えるという側面もあります。
結果として、ストレス解消どころか悪循環に陥る可能性もあるので、注意してください。
好奇心・興味本位
「どんな味なのか」「一度くらい試してみたい」といった軽い好奇心・興味から喫煙を始めるケースもあります。
特に大学生は自由度が高くなる分、こうした好奇心を行動に移しやすい環境にあります。
しかし、タバコは嗜好品であると同時に依存性のあるものでもあるため、単なる興味で手を出すにはリスクが大きいです。
慎重な判断が求められます。
バレるとどうなる?大学の喫煙に関するルールと処分

大学ごとに細かいルールは異なりますが、近年は、大学において喫煙に対する規制が非常に厳しくなっています。
これは健康増進の観点だけでなく、受動喫煙の防止やキャンパス環境の向上といった社会的な流れを反映したものです。
大学のルール、処分の順に、詳しく見ていきます。
主なルール
多くの大学では、以下のようなルールが設けられています。
- キャンパス内全面禁煙
- 指定喫煙所のみ利用可(設置されている場合のみ)
- 未成年喫煙の禁止
特に、最近ではキャンパス内全面禁煙を採用する大学が増えており、以前のように気軽に喫煙できる環境は少なくなっています。
仮に喫煙所が設置されている場合でも、その場所や利用時間が厳しく制限されているケースも多く、自由に吸える環境とは言いにくいのが現状です。
20歳未満の喫煙は、そもそも、法律で禁じられています。未成年喫煙は絶対にダメです。
違反した場合の処分
こうしたルールに違反した場合、大学から何らかの処分を受ける可能性があります。
内容は大学によって異なりますが、一般的には、処分の中で最も軽い「訓告(戒告)」となるでしょう。
すなわち、大学職員によるその場限りの指導では済まされず、大学の懲戒委員会で協議される案件となることが多いです。
繰り返し違反した場合は、停学処分となる可能性もあります。
大学は社会に出る前の準備段階ともいえる場であり、ルールを守る姿勢が強く求められます。
そのため、決められた規則を守られないという周囲からの評価は、当然ながら、望ましいものではありません。
こうした点からも、大学における喫煙ルールは軽視できない重要なものだと言えるでしょう。
喫煙は就活に影響を及ぼすのでしょうか。
結論から言うと、就活において喫煙は直接的な合否基準になることは少ないです。
しかし、最近は、多くの企業で、健康経営を重視しており、自己管理意識や生活習慣も評価の一部として見られることがあります。
そのため、喫煙習慣は「健康意識が低い」「自己管理が甘い」と受け取られるリスクがあり、結果的に評価に影響する可能性は否定できません(喫煙者は体からの臭いで分かってしまいます)。
なお、企業が新卒採用で最も嫌うのは「社会的信用に関わる問題行動を起こす人物」です。大学で定められたタバコに関するルール違反はもってのほかですので、注意してください。
まとめ

大学生の喫煙についてまとめると、以下の通りです。
- 現代では「かっこいい」より「ダサい」という評価が主流
- 健康・金銭面などでデメリットが大きい
- 多くは周囲の影響や軽い気持ちで始まる
- 大学では厳しいルールと処分がある
大学生という時期は、自分の価値観を形成する重要な期間です。
その中で、「なんとなく」「周りがやっているから」という理由で喫煙を選ぶのではなく、自分にとって本当に価値のある行動かどうかを慎重に判断してください。
そうすると、高等教育機関である大学に通っている皆さんならば、タバコこそ弊害のあるものはないと考えられるはずです。
そこの判断を誤ってしまうと、悪循環に陥ってしまいます。
タバコはやめて、健康的な生活を過ごしましょう。

