自転車は、高校生及び大学生にとって「生活の足」といえるでしょう。通学、アルバイト、買い物、友達とのお出かけなど、様々な機会で使うことがあるでしょう。

高頻度で使用することになる自転車。どんな自転車を選ぶかは、高校生活・大学生活の快適さに大きく関わってきます。
では、高校生活・大学生活において使用する自転車について、どんな種類にするか決めていますでしょうか。
もちろん、中学生や高校生のときに使っていた自転車をそのまま使うという方もいらっしゃるでしょう。
一方で、進学を機に、新たに、自転車を購入するという方も少なくないでしょう。
しかし、自転車には多くの種類があり、見た目も性能も価格もさまざま。どれを選べばいいのか迷うのは当然です。
そこで、当記事では、大学生が自転車を選ぶ際のポイントから、おすすめの自転車タイプ、活用術までを体系的に解説していきます。
この記事の要約
大学生活・高校生活においては、一般的には、シティサイクル(ママチャリ)で十分である。
ただ、長距離を運転する方や楽に運転したい方、また、それなりの額の費用負担を問題にしない方は、クロスバイクでもよいだろう。
自転車の種類と特徴

早速ですが、高校生や大学生に人気のある自転車の種類を見てまいります。ここで紹介するのは、以下の自転車です。
- シティサイクル(ママチャリ)
- クロスバイク
- 電動アシスト自転車
人気順に記してみました。
最近は、クロスバイクも人気になってきています。そのため、クロスバイクに乗っている高校生や大学生を見ることも多くなってきました。
ママチャリとクロスバイクのどちらを購入しようか、迷っている方もいらっしゃるでしょう。
まずは、それぞれの自転車の特徴について、確認しておきましょう。
シティサイクル(ママチャリ)

まずは、シティサイクルからです。通称は、ママチャリです(以下、ママチャリと記載します)。
最近は、クロスバイクも人気になっていると前述しましたが、とはいえ、現在も、多くの高校生や大学生はシティサイクルを使用しています。
実家から家の近所の大学に通っていた当サイト管理人も、ママチャリを使っていました。
ママチャリの特徴は、以下の通りです。
総括すると、気軽に乗ることができるのがママチャリです。
とりわけ、経済的に余裕がないという方も、比較的、容易に購入することができることがポイントでしょう。
自宅から大学までの距離が概ね5キロまでならば、通学はママチャリで十分です。
クロスバイク

最近、よく見かけるようになったクロスバイク。クロスバイクは、ロードバイクといったスポーツバイクとママチャリの中間的存在です。
ロードバイクほどではないけれど、カッコいい自転車が欲しいという方は、クロスバイクがよいでしょう。
クロスバイクの特徴は、以下の通りです。
通学はもちろん、ちょっとした運動をしたいという方に、クロスバイクはおすすめ。
ママチャリよりもスピードが出るので、自宅から高校・大学までの通学時間の短縮にもつながります。
クロスバイクを購入した場合は、メンテナンスはしっかりとするようにしてください。
電動アシスト自転車

電動アシスト自転車は、ママチャリタイプのものもあれば、クロスバイクタイプのものもあります。
ペダルをこぐ力を電動でサポートしますので、特に、坂道での走行は非常に楽になります。
主に、子連れの親御さんが乗っている印象ですが、最近は、高校生や大学生でも電動アシスト自転車を使っている人も出てきました。
電動アシスト自転車の特徴は以下の通りです。
電動アシスト自転車の導入は、ややコストがかかります。
高校生や大学生は、比較的、体力のある人が多いです。
それ故、こだわりが特にない場合は、電動アシスト付きの自転車にする必要はないでしょう。
その他

ロードバイクやマウンテンバイクといったスポーツバイクを検討されている方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、こうした自転車は、スポーツとして自転車を楽しむ人が乗るものであり、かなり高価です。
そのため、通学や買い物など、日常生活のみで自転車を使用する場合は、スポーツバイクは不要です。
また、折りたたみ自転車もあります。小さく折りたためて、持ち運び可能であることが大きな特徴ですが、高校生・大学生の通学自転車としてはあまり向いていません。
旅先で自転車を気軽に楽しみたいという方は、高校生活・大学生活で使う自転車とは別で購入するのがよいでしょう。
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高校生・大学生が自転車を選ぶときに考えること

続いて、高校生・大学生が自転車を選ぶときに考えるべきことを、以下の通り、3点記します。
- どのような目的で自転車を使うか
- 予算
- 自転車の保管場所
同時に、それぞれの環境にあった自転車も提示いたしますので、どんな自転車を購入するか迷った際は、参考にしてください。
どのような目的で自転車を使うか
まず最初に、自転車を使う主なシーンを想定しておくことが重要です。皆さまは、どんなシーンで自転車を使う予定でしょうか。
以下のような使用目的が考えられます。同時に、そのシーンにあった自転車を示しておきましょう。
- 通学やアルバイト(大学のキャンパスまでの距離と地形)
- 自宅から目的地(大学やバイト先など)までの距離が片道5キロまでならばママチャリで十分です。
- 5キロ以上ならば、クロスバイクを検討してもよいでしょう。
- 行き帰りに長距離の上り坂があるならば、電動アシスト機能があってもよいでしょう。
- 街乗りやショッピング
- 距離にもよりますが、5キロまでであればママチャリで問題ないでしょう。ショッピング帰りは、自転車のかごが役に立ちます。
- レジャー(サイクリング・ちょっとした旅行)
- レジャーで自転車を楽しみたい方は、クロスバイクがおすすめです。
- 電車やバスと併用する場合は、折りたたみ自転車を使用してください。
- スポーツ
- スポーツで自転車を楽しみたいという方は、ロードバイクがおすすめです。
- 大学で自転車部などに入る場合は、スポーツバイクを購入することになるでしょう(入部して、どんな自転車が必要か指示を受けてから購入してください)。
【下宿する大学生について】
下宿をして大学に通うという方もいらっしゃるでしょう。
一般的に、下宿先は、大学の近くにあることが多いです。そのため、下宿生であれば、ママチャリで十分といえます。
下宿生が多い地域は、基本的に、近くにスーパー等の量販店もありますので、長距離移動はほとんどしなくて済みます。
予算

自転車にかける予算は、自転車を選ぶ際、重要になってきます。
しかし、高校生や大学生は、経済的に余裕がないという方も少なくありません。
上図の通り、概ね、スポーツバイクやクロスバイクなど、長距離向けの自転車ほど、高額になる傾向があります。
まだ、電動アシスト機能といった付加価値がある自転車ほど、高額になります。
自転車の種類ごとに予算の目安をまとめると、以下のようになります。
自転車の種類 | 予算の目安 |
---|---|
シティサイクル(ママチャリ) | 15,000円~50,000円 |
クロスバイク | 40,000円~100,000円 |
電動アシスト自転車 | 80,000円~200,000円 |
ロードバイク | 80,000円~500,000円以上 |
折りたたみ自転車 | 30,000円~200,000円 |
もちろん、表に示した額よりも安いものもあれば、高いものもあります。予算はあくまで目安であることにご注意ください。
これを見ると、やはり、ママチャリが最もお手頃です。高校生や大学生にとっても、手を出しやすい価格となっています。
それなりに予算があるようであれば、クロスバイクの購入を検討してもよいかもしれませんが、特にこだわりがなければ、ママチャリを購入するということでよいでしょう。
自転車の保管場所
アパートや学生寮に住んでいる場合、自転車を置けるスペースがあるか、また、そのスペースが屋根付きかどうか確認しましょう。
雨ざらしになるなら、サビにくい部品を使った自転車を買うか、自転車カバーを使うのがよいでしょう。
とりわけ、クロスバイクを買おうとしていう方は要注意です。
クロスバイクは、ママチャリ以上に繊細な部品が多く使われています。そのため、雨にさらされることで錆が発生し、性能が大きく低下する可能性があります。
クロスバイクは、それなりに高価なので、雨が降っている場合は、屋内で保管するなど、雨ざらしにならないようにするのがよいでしょう。
関連記事「【学生必見】雨の日の自転車通学入門!かばんはどうする?カッパを着る?」(内部リンク)
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ママチャリで十分?

一般的な高校生や大学生が日常生活で使う自転車は、正直に申し上げて、ママチャリで十分です。
高校生・大学生になって、新たに、自転車の購入を検討されている方は、ママチャリをベースに選んでいただくことをおすすめします。
ママチャリは、カゴ・泥除け・ライトが既に取り付けられていて、価格も安いです。
また、毎日、片道5km以上走行する場合は、クロスバイクの方がよいということも述べましたが、ママチャリにおいても、数キロほど超過するくらいであれば全く問題ありません。

私は、ママチャリでビワイチ(琵琶湖一周)をしたことがあります。2日間で200km走りましたが、ママチャリは故障しませんでした。ママチャリも丈夫につくられています。
一方で、長距離の走行をする必要がある、自転車の走行を少し楽にしたいという方は、予算と相談のうえ、クロスバイクの購入を検討してください。
繰り返しにはなりますが、日常生活においては、ママチャリで十分にカバーすることができます。
おすすめの購入場所

自転車は自転車屋さんで購入するのが普通だと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、最近は、インターネットでも自転車を購入することができるようになっています。
例えば、上の「Amazon」、「楽天市場」、「Yahooショッピング」の各ボタンを押すと、各オンラインショップで「自転車」と検索した結果が表示されます。
実際に、多数の自転車が取り扱われていることがわかるでしょう。
自転車を気軽に購入したいという方は、ネット通販を利用してもよいでしょう。
一方で、実際に試乗をしたい、製品の実物を見たいといった方は、自転車屋さん(実店舗)で購入するのがよいでしょう。
個人的には、ネット通販で問題ないと思っています。ネット通販の方が価格も安くなっていることが多いのでおすすめです。
ネット通販なら「cyma」がおすすめ
ネット通販で自転車を購入するならば、ネット専門の自転車総合通販サイト年間売上No.1の「cyma」(サイマ)がおすすめです。
先ほど示したAmazoなどで自転車を購入すると、場合によっては、自分で組み立てが必要な場合があります。
しかし、「cyma」は違います。「cyma」は、すぐに乗ることのできる状態で自転車を届けてくれます。
もちろん、自転車とともにパーツを購入すると、そのパーツを追加費用無しで自転車に取り付けてくれます。
また、防犯登録の代行もしてくれます。

有名メーカーからオリジナルブランドまで、多数の自転車が取り揃えられていて、自転車を取り扱う日本最大級の自転車通販サイトです。
さらに、実店舗と比べて、価格が安く設定されていることもポイントです。
ネット通販で自転車の購入を検討されている方は、「cyma」(サイマ)を利用するのがおすすめです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
高校生や大学生の自転車は、一般的には、ママチャリで十分です。しかし、長距離を運転したり、楽に運転したりしたい場合は、クロスバイクの購入もありです。
予算に合わせて、購入する自転車を検討いただければと思います。
最後に、ママチャリ・クロスバイクを問わず、自転車はただの移動手段ではありません。周囲との共存が大切な公共のツールであります。
①自分の安全を守る(ヘルメット着用・自転車点検・ライト点灯)、②ルールを守る(信号遵守・一時停止・左側通行)、③周囲に配慮する(歩行者優先・徐行・降車の選択)の3点を意識し、ルール・マナーを守って自転車を運転しましょう。