いらなくなった大学の教科書や学術書、専門書・・・。資源ごみとして処分をしていないでしょうか。しかしながら、捨てていたら、もったいないです。
大学の教科書や学術書、専門書については、買取専門業者に売ることができます。
専門書の買取業者として全国的に有名なのは「専門書アカデミー」ですが、他にも名高い専門業者がいくつか存在します。
その1つが、「古書大黒堂」です。2003年に創業し、数多くの買取実績があるので、信頼できる買取業者です。
学術書や専門書をダンボールに入れて、「古書大黒堂」に送るだけで、査定をしてくれて、買い取ってくれます。店に持ち込む必要がないので、楽です。
当記事では、「古書大黒堂」の学術書や専門書の買取について、わかりやすく紹介をいたします。
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「古書大黒堂」の公式ホームページはシンプルゆえに、分かりづらい箇所もあります。当記事をご覧いただいて、安心して「古書大黒堂」のサービスを利用していただければと思います。
「古書大黒堂」は怪しい?
「古書大黒堂」という業者の名前を知っているという方は、ほとんどいないと思います。それ故に、「なんだか怪しいなあ」と思われる方もいるでしょう。
しかしながら、「古書大黒堂」は、決して怪しい組織ではありません。
まず、「古書大黒堂」の創業は2003年。創業から、数多くの専門書などを買取してきているため、実績があります。
また、中古品を仕入れるビジネスをするには、古物商の許可が必要となってきますが、「古書大黒堂」は、下記の通り、古物商の許可を得ています。
埼玉県公安委員会免許古物商 第431010012873号
したがって、法律に基づいて、しっかりと許可を得て、本の買取を行っているということになります。
中古品を仕入れるビジネスを行っている業者が、古物商の許可を得ているかどうかは、当該業者を信頼してもいいのか否かを判断するうえで、大いに役立ちます。
実績や古物商の許可があることに鑑みて、「古書大黒堂」は、決して怪しい団体ではありません。
いらなくなった大学の教科書や学術書、専門書については、安心して、「古書大黒堂」に買い取ってもらって問題ありません。
学術書・専門書の買取専門店
「古書大黒堂」は、学術書や専門書の買取専門業者となります。
本の買取店は数多くありますが、学術書や専門書に特化した買取専門業者は、さほど、多くありません。
したがって、大学の教科書などの学術書や専門書については、一般的な大手の買取業者よりも、高く買い取ってくれます。
古書大黒堂は、独自の学術・専門書の高価買取システムをご提供しています。ネットで、毎日、日本全国から買取をしています。このおかげで、10年間で、5万8千冊以上を販売して、多くのお客様からリピートでご利用して頂いています。
ホームページでは、上記のように記載されていました。高額買取に自信があることが、よく伝わってきます。
買取の流れ
それでは、「古書大黒堂」における、学術書・専門書の買取の流れについて解説をいたします。
「古書大黒堂」では、以下の手順にしたがって、本の買取を行ってくれます。
- 申込フォームから申し込み
- 佐川急便着払い専用伝票で本を送付
- 査定結果の同意
- 買取金額の振込
それぞれ、詳しく見ていきます。
申込フォームから申し込み
「古書大黒堂」のホームページに、買取申込みフォームがあります。
学術書や専門書の買取を希望される方は、まずは、買取申込みフォームにしたがって、
- お名前(フリガナ)
- メールアドレス
- 住所
- 電話番号
- 佐川急便着払専用伝票必要枚数
- 発送予定月日
- 発送予定数
- 振込先先情報
- 連絡事項など
を入力するとともに、確認事項にチェックを入れましょう。
記載内容を確認して送信すると、申し込みは完了となります。
佐川急便着払い専用伝票で本を送付
申し込みが終わってから、3~5日後に、佐川急便着払い専用伝票が送られてきます。
買い取ってもらいたい学術書や専門書、ならびに、公的な身分証明書のコピーをダンボールに入れて、送られたきた専用伝票を使って、送付します。
学術書や専門書をダンボールに入れるとき、ダンボールに隙間があると、学術書や専門書が傷ついてしまう可能性があります。
そうなると、せっかくの学術書や専門書の価値も下がってしまいますので、隙間がある場合は、新聞紙などで、隙間を埋めるようにしましょう。
なお、書籍が送付先に届いたら、メールが届く仕組みとなっていますので、ご確認ください(メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダーをチェック!)。
送料が無料になる条件は、買取申込が20冊以上であること、かつ、送られてきた佐川急便着払い専用伝票を使うことです。十分に注意してください。
査定結果の同意
買取を希望する学術書や専門書が送付先に届いたら、1週間ほどで査定をしてくれます(繁忙期は1か月ほどかかる場合もあります)。
査定終了後、買取価格の通知ならびに買取価格の同意確認に関するメールが届きます。
買取価格に同意ができない場合は、書籍を返却してくれます。ただし、送料(往復)については、会社負担ではなく、自己負担となりますので、ご注意ください。
学術書・専門書の買取価格に同意ができない場合、送料が自己負担になるということに、不満を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、学術書・専門書について、「古書大黒堂」の買取価格に納得できなければ、他の買取業者でも納得できる価格にはまずならないでしょう。
というのも、「古書大黒堂」は、学術書・専門書が専門の買取業者で、学術書・専門書は高額で買い取ることが可能だからです。
大手の買取業者にそうした書籍を持ち込むと、さらに、低い買取価格になる可能性が高いので十分に注意をしてください。
本を捨てるくらいならば、少しでも換金したいなあという、気軽な気持ちで本を売りに出すことが大切です。
買取金額の振込
一方で、買取金額に同意をすれば、1週間以内に、申込時に指定をした銀行に、買取金額を振り込んでくれます。
以上で、取引は終了ということになります。
ダンボールに本を入れて送付するだけで、その本を買い取ってくれるので、楽に本を売ることができます。
あえて言うならば、面倒なのは、申込フォームの入力だと思いますが、それ程度のわずらわしさは我慢をしましょう!
注意点
「古書大黒堂」のサービスを利用するにあたって、下記の通り、注意をしたい点がありますので、確認をしていきましょう。
- 学術書・専門書が専門の買取業者であるため買取不可書籍がある
- 20冊以上の本を送らないと送料が無料にならない
- 買取価格に同意できない場合は返却が可能だが送料負担となる
一部、これまで述べてきたことと重なりますが、詳しく見ていきましょう。
買取不可書籍について
「古書大黒堂」には、学術書・専門書が専門の買取業者であるがために、買取不可書籍を設定しています。
以下の書籍は、買い取ってくれませんので、よく確かめてから、サービスを利用するようにしてください。
- ISBN番号がない古書・古本
- 洋書
- 同人誌、通信教育テキスト、小中学高校テキスト、児童書、攻略本、コンビニコミック
- 美術全集、歴史全集、社史
- 雑誌、週刊誌、絵本、マンガ・コミック、小説、小説文庫本、小説全集、新書、詩集、百科辞典
- 社内報、パンフレット、書類、CD/DVD、ゲームソフト、書類など
- 書き込みがある書籍、水濡れしている書籍、ひどい日焼けで背表紙が変色している書籍(軽度ならOK)、カバーがない書籍、カバーに破れがある書籍、目立つしみや汚れがある書籍、付属CD・DVDがついていない書籍
ISBN番号とは
このうち、ISBN番号について説明をしておきます。ISBN番号は、世界共通で書籍を特定する13桁のコードです。
ISBN番号は、書籍の裏面に記されています。先頭に、必ず、「ISBN」という文字が含まれていますので、書籍の裏面を見れば、すぐにわかります。
加えて、あまりない事例だとは思いますが、同じ書籍の買取は2冊までとなっていますので、ご注意ください。
送料が無料になる条件について
続いて、送料が無料になる条件についても注意が必要です。
買い取ってもらいたい本をダンボールに入れて送付をしますが、その際、以下の条件を満たさなければ、送料は無料にはなりません。
- 買取申込が20冊以上であること
- 申し込みの後に送られてくる佐川急便着払い専用伝票を使うこと
20冊以上でないと送料が無料にはなりませんので、学術書や専門書については、一定冊数、たまってきてから、買取に出すことをおすすめします。
買取価格に同意できない場合について
査定後の買取価格に納得がいかない場合は、返却をしてくれます。
ただし、送料(往復)については、会社負担ではなく、自己負担となりますので、ご注意ください。
繰り返しにはなりますが、「古書大黒堂」は、学術書・専門書の買取を専門としている業者です。
したがって、学術書や専門書の買取価格については、一般的な買取業者よりも高くなる傾向があります。
そのことを理解したうえで、気軽な気持ちで買い取りに出すことをおすすめします。
買取価格は需要と供給で決まります。そのため、古い本(版)よりは新しい本(版)、また、不人気な本よりは人気な本の方が、当然、買取価格は上がります。
最後に
口コミ・評判サイトで、「古書大黒堂」について見ますと、高額で買い取ってくれるという肯定的な口コミが多くありました。
とはいえ、買取価格について期待をしすぎると、思った以上に安かったということになりかねません。
「捨てようと思った書籍がお金になったらラッキーだな」という気軽な気持ちで、買取に出すようにしましょう。
「大学の教科書を処分したい」「読書好きで専門書が家に多数あって困っている」という方は、ぜひ、「古書大黒堂」をご利用いただけたらと思います。